気がついたら結構増えてたル・クルーゼ製品

初めてル・クルーゼのお鍋を購入したのは約8年前。
カナダに来てからのことです。
当時はほとんど調理器具を持って来ず、またすぐに日本もしくは夫の故郷マレーシアに戻る予定でしたので、できるだけ荷物を増やさないように工夫しながら料理していました。

そんなある日、ディスカウントショップで見かけたル・クルーゼのココットロンド22cmのアウトレット品(シールがオレンジ色)を発見。
かなりのお得な金額に「これくらいなら持って帰れるよね?」と思い切って購入。
日本円で約8500円ほどだったと思います。

以来、炊飯にカレー、大根の煮物、レシピにも載せているトンポーローなど、いろんな料理に活用し、またその魅力に取り憑かれ、次から次へと欲しいものが増えていきました。

現在、鋳物ホーロー製品が5つ、ケトルが1つ、専用スチーマー、そして食器類がちょこちょこっと。
どれも満遍なく活用していますが、いい加減収納に困ってきたので(汗)一区切りつけるために、それぞれの魅力を買った順番に振り返ってみようかな、と思います。

ココットロンド 22cm

Round French Oven

カナダではROUND FRENCH OVENと表記されます。
22cmのものは3.3Lの容量になります。

これが初めてのル・クルーゼのお鍋でした。
つまみが旧式の形です。
色も現在のもののように綺麗なグラデーションではなく単調なオレンジ一色です。

このお鍋を購入した後に当時はカナダ未発売だったスチーマーを日本で購入し、母に送ってもらいました。

ル・クルーゼのお鍋とスチーマーの組み合わせはちょっと大袈裟かもしれませんが、感動の使い心地でした。

が、この後に買った22cmのブレイザー(日本名、ビュッフェキャセロール)とココットエブリィを購入して以来、このココットロンドの出番はめっきり減ってしまいました。

なぜなら、この3.3Lという容量は煮込みやスープ料理には意外に少ないです。
例えば、おでんを作る際には必ず4人前以上の量を作ってしまうので、二人暮らしの我が家でも全く足りず、これと別のステンレスのお鍋二つに分けて作らねばなりませんでした。

また、バクテーや風邪気味の時によく作る薬膳スープなど、2L近くのお水を使う料理に具材を入れると全く足りません。
カレーは半箱でちょうどという感じでしょうか。
せっかく作るのなら一箱分作ってしまって小分けに冷凍したいところ。
気がついたら数ヶ月間使っていませんでした。

グリル・カレ 33cm

Le Creuset Cast-Iron Rectangular Skinny Grill

すっかり使用感が漂っていてお見苦しくスミマセンです(汗)

こちらの製品はもう、カナダの正規店でも取り扱いがなくなってしまいましたが、2019年現在Williams Sonomaではまだ販売されています。

このグリルを買ったのは7年ほど前になるかな?
たまたま入ったWilliams Sonomaでセールをしており、Oceanという渋い色にも惹かれて購入。

カナダに移住して以来、牛ステーキを自宅で焼くことがとても増えました。
理由はもちろん、牛肉が比較的安価で簡単だから。
私はもっぱら魚派ですが、冷凍焼けした魚達に高額なお金を払わなければならないカナダ、アルバータ州。
郷に行っては郷に従え、ということで牛を少しでも美味しく食べるぞ!と、このグリルを購入しました。

さて、このグリルでの調理をいろいろ試したのですが、魚はほぼアウトです。
どんなに油を引いても皮がくっついていしまいます。
皮付きの鶏肉もしかり(胸肉は大丈夫です)
このグリルはもっぱらお野菜と牛肉&豚肉が向いていると思います。
もしくは、鶏肉の場合は皮を上にしてグリルごとオーブンに入れて焼くと皮はパリッ、中はとってもジューシーに焼きあがります。

牛ステーキは綺麗な縞模様の焼き目ができ、分厚いステーキも綺麗にミディアムレアな焼き上がりにできます。
それまでフライパンで焼いていた頃は生焼け、もしくは焼き過ぎてしまうことが多く自分の料理力のなさにがっかりしていましたが、このグリルとミートテンダライザーを使うようになって外食でステーキを注文することがほとんどなくなりました。

問題は焦げ付きが取れにくいこと。
そのまま食洗機に放り込むことができますが、焦げは落ちにくいです。
一晩シンクでお湯につけて置いてから洗うのが今のところベストなように思います。

ビュッフェ・キャセロール 22cm

Braiser

こちらの製品は日本では並行輸入のみの販売になるようです。
直径がココットロンドと同じく22cmですが、ぐっと小さくそして軽くなります。
容量は1.4L。

6年前、カナダに引っ越してきてまさかの単身赴任生活に。
一人暮らしで仕事に疲れて帰ってきて自分だけの為に食事を作るのが面倒で面倒で(苦笑)
とはいえ、日本やバンコクに住んでいた時のように外食が気軽にできる環境ではなく...

あまりに疲れていたとき、野菜スープをお鍋そのまま食べてしまい「ハッ!」。
いくらなんでも取っ手付きのお鍋をそのままというのはいかがなものか、と思い、一人鍋を探すことに。

そしてたどり着いたのがこのビュッフェ・キャセロール22cm。マットブラック。
そう、この外も中もマットブラックというところに惚れました。

骨つきの鶏肉なんかを焼き付けた後、蓋をして蒸し上げるという調理法、ブレイズができ、湯豆腐にもぴったりサイズ。
また、タッカルビやピビンバにも最適でした。(ただし、ピビンバの場合ステンレスのスプーンでごりごりおこげをこそげると傷が付くので注意です!)
たっぷりのお野菜とお肉を炒めてインスタント麺を加えてもこのお鍋で出すだけでなんとなくちゃんとした食事に見えなくもない(笑)

また、ココットロンド用に買ったスチーマーがぴったりサイズで、蒸篭を重ねる時など、浅い分使いやすいこちらで使うことが多くなりました。

ということで一人暮らしの間だけでなく、二人の時にもとにかく出番が多いのがこのビュッフェキャセロールです。

日本ではこのビュッフェキャセロールの22cmは販売されていませんが、日本で新発売された、中がマットホーローのマルミットが近いと思います。

これを購入した時にマルミットの22cmが発売されていたら、きっとこちらを買っていたと思います。残念!!


ゼン・ケトル

ZEN KETTLE

2年ほど前、最初に買ったココットロンドと同じディスカウント店で見つけたこのケトル。

ちょうど長年使ってきた電気ケトルの調子が悪く、このお値段なら!と買ったのがこのゼン・ケトル。

何よりもこのフォルムに惹かれての購入ですが、レビューを読むとエナメルの剥がれが結構多く指摘されてるようです。
また、沸騰してポットに注ごうとすると熱湯が吹き溢れるので危ないです。

とりあえず飾り(笑)&緊急用として置いており、普段はやっぱり電気ケトルに戻ってしまいました。

ココットエブリィ18cm (インナーリッド付き)

Cocotte Every 18

我が家には炊飯器がありません。

ずっとココットロンドで炊いていて、悪くはないのですが、どうにもパサっとした食感が気になっていました。
2018年に炊飯に特化したココットエブリィが日本で発売されたことを知り、どうしても手に入れたく、年末台湾で合流した母にお願いして持ってきてもらいました。

熱源が違うせいか、購入当初は失敗の繰り返しでがっかりしていたのですが、今では失敗せず美味しく炊けるようになりました。
ハロゲンコンロでのココットエブリィでの炊飯の仕方はこちら。

炊飯のほかには、揚げ物に大活躍のココットエブリィ。
ビュッフェキャセロール同様、外側だけでなく中もマットホーローでサンドホーローほど繊細でないのも嬉しいです。

以前は揚げ物は自宅ではしない!と思いつつ唐揚げ大好きな夫のため、渋々揚げ物をたまーーーにしていたのですが、今ではこのおかげで唐揚げがもちろんトンカツや天ぷらの機会がぐんと増えました。

油が少なくて済む上油飛びがかなり減り、また温度調整がとてもしやすいように思います。

少量の煮物の場合もわざわざココットロンドを出さなくてもこれで済みますし、ココットエブリィはもう一個欲しいくらいです。

ジャポネーズ 30cm

Shallow Round French Oven

実は最初のル・クルーゼを買って以来ずっと欲しかった浅くて口径が広いタイプのお鍋。
日本ではジャポネーズが随分前から発売されていたのですが、こちらでこの浅型が売りに出されたのは最近かと思います。

が、なぜか大きさは30cmのみの販売です(汗)
その容量、なんと6.2L!

一人鍋ではビュッフェキャセロール22cmで十分ですが、二人以上でお鍋を囲むには小さすぎます。
夫とお鍋をする時には、中国製の真ん中で二つに別れた火鍋ようのお鍋を使っていましたが、二つに分かれているせいでどうしても二種類のスープを作らねばならず、いえ、どちらも同じでもいいとは思うのですが、やはり二に分かれていると、二種類の味を期待してしまい....。

また、友人が来た時に囲むには少し容量が小さい為、ジャポネーズでできれば28cmくらいが欲しいなー、と思っていました。

セールの案内が来て、セールが終わるまでの2週間悩みに悩んでの購入。
30cmはどう考えても大きすぎるよな、重すぎるよな、と、くよくよ悩んでいました。

背中を後押ししてくれたのは故小林カツ代さんの著書「小林カツ代の今すぐごはん明日ごはんあさってごはん」絶対便利なでっかい鍋の項でした。

おいしい煮ものをつくろうとするとき、でっかい鍋があると実に便利です。直径が30cmか、それ以上で、浅めのもの。

中略

その点フランスのル・クルーゼ社のものはたいていの料理にはむいていて、何十年と使えるくらい丈夫です。欠点は鋳物なので重いこと。ある年齢からはつかいづらいかもしれません。腕力に自信のある人は一生使えます。

小林カツ代の今すぐごはん明日ごはんあさってごはん

この文章を読んでヨシ!と思い切って買った30cmのお鍋。
確かに重いです(笑)
ただ、広い分ココットロンドより持ちやすいような?
ジムも通っているので、この重さくらいトレーニング!と割り切ってみることに。

購入してまだ数週間ですが、煮物にスープにお鍋に想像以上に便利です。
アクアパッツァもたっぷりお野菜を入れることができ大満足。
二人暮らしですが、大きすぎた〜という感じはなぜかしないです。

大きい分温度が冷めるのもゆっくりなのか、煮物がとっても美味しく、また具材を一層に並べられるので煮崩れがしにくいのも特徴のように思います。
熱源との設置面積が大きいので煮詰めるものにも向いています。
こちらでは夏の終わりに大量のジャムを作る人が多いのですが、これくらいの大きさが最適ではないかと。

本当はマットブラックがあればマットブラックが欲しかったのですが、いざキッチンに置くと、占有面積が多い分、少し明るいオイスターというグレーで正解でした。

問題は収納。
とりあえずオーブンにしまっています。
冷蔵庫にそのまま入れることができないのも少し問題かな?
でなぜか夫もお気に入りなのか、優しさなのか?積極的にこのお鍋だと運んでくれたり、洗ってくれたりしてくれるのは嬉しい誤算かもしれません。

以上、我が家のル・クルーゼの調理器具たちのご紹介でした。
そのほか、ル・クルーゼ製品でもっとも気に入っているのはマグカップ。
食器類の話はまた、いつか。

最後まで読んでくださりありがとうございました!